第８章 樹木の果実： まえがき

第８章　樹木の果実 　TREE FRUIT

ఔ まえがき ఔ

　気候が良いところであれば、果実の自給自足にそれほど大きな庭は必要ありません。現代の果樹は、はしごを使って登るような節くれだった昔の大木に比べれはずっと小さくなっています。かなり狭いスペースで同じぐらいの収量があります。しかし、それをどう育てるかに大きな秘密があります。

　木の形を選ぶことで、フェンスや壁を利用することができます。園路の縁取りをして、自立させて育てることもできます。木は10cmほどのスペースを必要とするだけで、そのまわりには他の植物を育てる十分なスペースが残されます。