第9章 ソフトフルーツなど: (2) 苗木の購入

第9章 ソフトフルーツなど  SOFT FRUIT - AND SOME OTHERS



ఔ 苗木の購入 BUYING PLANTS ఔ



 ソフトフルーツの苗木を購入するときは、果樹の購入の項(第8章)と同じルールが当てはまりはす。まず第一には、果樹の専門の業者から購入することです。多くの果樹はウイルス病にかかりやすく、病気のない苗木を保証する農業省のしくみでカバーされています。もしウイルスの検査がされているかどうかわからない業者なら、他のところに行ったほうが良いでしょう。 

 繰り返しますが、ガーデンセンターに古くなって疲れている苗木を買うよりは、ナーセリーで元気な若い苗木を買うべきです。ガーデンセンターによっては鉢植えで苗木をストックしているところもあり、それなりに良いのですが、2年以上経ったような苗木は買わないほうが良いでしょう。それから、苗は決まった季節に購入するのが理にかなっています。例えば4月にイチゴの苗を買うのはありえません。その年には実はつけませんから、正しい季節、すなわち夏の終わりにウイルスの検査済みの健康で元気に育っている苗木を買うようにします。ほとんどのソフトフルーツの苗についても同様のことが言えます。

 商品として栽培するための品種改良が進んでいるため、新しい品種がたくさん出てきています。しかし野菜と同じで、商品として適した品種が庭でも適しているとは必ずしも言えません。例えばブラックカラントの'Jet'という品種は数年前に作られて人気がでていますが、それは商品としての栽培で大規模に育てられるからで、ガーデナーはその余ったのを使っているのです。'Jet'の主な貢献は、実のついた小枝が枝から突きでるため、機械的に醜悪がやりやすいという点です。ガーデナーにはあまり大きな利点はありません。